20071017

カキノイエ


【 施主より 】

現場では屋根が葺かれて壁には窓枠が入りました。
中に入ると断熱材が入れられおり、焼きの入ったパインのフローリングがひかれているところもあります。
養生シートでくるまれた柱に剥き出しのままの排水パイプなども見え、木造の骨組みだけだった頃より家らしくなってきました。

リビングから2階へ上がる階段上の屋根にはトップライトがあります。
まだガラスが入っていないので水色の防水シートで覆われていますが防水シート越しにぼんやりと光が入ってきて、かなり明るいリビングが出来上がりそうな雰囲気です。

着工から三ヶ月、約半分の工期が過ぎました。
ですが「年明けからここに住むんだなぁ…」 と考えても相変わらず実感がなく
インテリアはどんな感じに? と考えてみてもいまいちイメージが湧きません。
自分の想像力の弱さがイメージ出来ない一番の理由だと思いますが、理由がもうひとつ。
それは見積もりで出ていた材料とは違うものが沢山あるため。

「営業さんが尋ねて来て、値段も頑張って貰えそうなので検討してみましょう」 だとか
「価格的に無理だと思っていた外壁材料が工務店さんに話をするとなんとか使えそう」だとか
「梁に良いものを入れられたので化粧梁は中止にしませんか?」 などなど
庄司さんから沢山の提案が上がってきます。
良い家を作るための提案は嬉しいので喜んで採用させていただいています。

それに加えて、計画当初の減額調整で予算内に落とし込む為に苦労して削ったところを
「どうせなら工事やっちゃってください!」と自分が復活させてしまったりするもんだから、まだ最終的にどんな家が出来上がるのか分かりません。
もともと欲深い人間だけにあれもこれも欲しくて欲しくて(笑)


そんな状態なので最終的な形は決まっていませんが(^^ゞ
家の名前は決めました。
『カキノイエ』です。
かなりフライング気味に発表してしまったのでこれから先に変更するかもしれませんが、とにかく今はこれに決めました。

長い間、空き地だった場所になぜか柿木が一本…。
土地を仲介してくれた担当さんから「渋柿ですよ」という情報を頂いただけで、なぜそこに柿木が植えられていたのか分かりません。
完成してそこに住んでからご近所さんにゆっくり尋ねてみたいと思っていますが
「最愛のシロちゃんがあそこで眠っていますの」
なんて答えられたらどうしよ… と、ビビリ気味です。

真っ赤に熟した実が映えそうだと思って外壁の色も決めたし
軒に実をぶら下げて干し柿を作っても綺麗だろうと計画当初から柿木ありきでガレージの配置などを考えてもらいました。

心配は外溝工事で周りを掘り起こしてしまったせいで樹勢が弱っていること。
夏の間、根っこがむき出しだったもんなぁ。
名前が『カキノイエ』だけに、もし枯れてしまったら柿の苗を植えなおさないと…。

外溝工事で掘り起こした柿木の下からは今のところシロらしき遺骸は出ていないので、もし枯れても誰からも文句は出なさそうですが。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

カキノイエ、何だか良いですね、柿は日本原産の果物といわれ、16世紀頃にポルトガル人によってヨーロッパに渡り、その後アメリカ大陸に広まっていきました。だそうです。

日本原産とか、何だか響きが良いですね。

家族の誰にとっても、良い居場所で有る家が出来て行く様が垣間見えて楽しみです。

もう、20年前に木の実を作った当時が、走馬燈のように蘇ります。

家を造ると施主は張り切りすぎて(笑)体調を崩すことがまま有りますので、頑張りすぎないようにね。

では、こらからも楽しみにしてます。

サンデブ さんのコメント...

konomiさま ご無沙汰しています!
憧れの野麦のような雄大な自然はありませんが、家族の憩える場所にしたいと設計をお願いしました。

カキノイエという名前と写真から凄く和風な感じかもしれませんが畳さえない家です。

ん~ でも和風な雰囲気が無いわけでもありません(^^ゞ

浮かれて飲みすぎて翌日酷いことになったりはしますが、基本的に建築家の庄司さんに丸投げしているような感じなので… 身体を壊したりってことはなさそうです。。

次のスノーシーズンには是非伺います。
正月はちょっと無理っぽいですが。。