20070611

見積・その後


YOSHIE
Originally uploaded by hifumiyo.

前回の見積提示から既に1ヶ月が過ぎてしまった。
その間は、組み立て直しに図面も随分描き直し、ようやく2社から減額に向けての見積もりを受け、さらにその内の1社の見積もりを丹念に目を凝らしながら、さらに減額の可能性を探っていった。
時間ばかりが過ぎ、施主さんには本当に申し訳ない。
そうして、先日2回目の見積もりを持参して打合せに伺った。夢を膨らませて待って頂く施主さんに、断念するアイテムを伝えるのは、いつもながら罪悪感にかられる。イメージだけは崩さないように留意しながらも、始めの通りに行く訳も無い。
納得いただけたかどうかは本当の所分からないが、それらを承諾していただきながらも気遣いを頂き、肩身が狭い思いがする。削る部分が多くとも、こちらが妥協してはさらに申し訳が立たない。
今回もまだ予定の額に届いてはいないが、後ひと息で漕ぎ着けられそうな気配だけは現れて来た。もうひと踏ん張りです。

それで尚、夕食を用意して頂き、帰りには手製のビールを土産にもらう。
次の日、晩飯の時に自宅で頂いた。一口目は苦みが強い気がしたが、口当たりは優しく後味はさっぱりしている。
こんな事を書いている場合では無いのだが、ついつい嬉しくて、施主さんから聞いたのラベルの名前の由来を、ヨメさんにまず報告していた。

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